「自分探し病」に陥ってない?

私たち、発達障害者は、

基本、生きていく事に困難を伴います。

なので、

「この、生きる困難を克服したい!」

「もう少し、人と上手くコミュニケーションが取れるようになりたい!」

「仕事が続けられるよう、心身ともに丈夫になりたい!」

 

…など、数々の願望を持っている人が多いと思います。

 

そして、その願望を実現させるため、

数々の「セミナー」や、「ワークショップ」に参加している方も、多々いると思います。

(かく言う自分もです)

 

…ですが、中には、一つのセミナーやワークショップで悩みの解決や願望の実現に至らなかったので、数々のセミナーやワークショップを渡り歩き、それでも解決できず、お金だけ費やして相変わらずモンモンとしていたり…

 

または、講師が「さらにこの講座を追加で受けたら、もっとあなたの願望が実現(悩みが解決)されますよ!」などと言われるままに

次々に(値段的にお高めの)上位講座や、別の講座を購入・参加するものの、

 

…やっぱり、お金だけどんどん出て行き、相変わらず、根本の悩みや自分の願望の実現には遠く至らずモンモンとしている…

 

こういうのを、いわゆる「セミナージプシー」っていうんですが、

そんな方、きっとたくさんいると思います。

特に、生きるのに困難を抱えている発達障害者は。

私も、何を隠そうこれでした。

 

セミナージプシーさんに共通して言えるのは、

 

・「頭の中だけで「理解したような」気になっているだけで、学んだノウハウの、「実生活での実践や実行」をほとんどしない」

 

・「受講したセミナーやワークショップの内容を、どうやって自分の悩みの解決や願望の実現に「有機的に結びつけて活かせるか」を考えていない」

 

・「そもそも、自分の悩みの解決や願望の実現を、講師に委ねきって(講師に、自分の代わりに、自分の悩みの解決をしてもらいたい、自分の願望の実現をしてもらいたい)しまっている」

 

…の、どれかと思うんです。

 

どれも、心の中に

 

「このセミナーやワークショップを受講さえすれば、自分の人生は好転し、バラ色になるだろう🩷」

 

という、「他力本願」的な考えが根底にある、と思うんです。

 

セミナーやワークショップで学んだ内容は、

 

「自分の生活の中に落とし込んで実践」

 

  • しないと、効力は発揮できません。

 

実践もろくにせず、解決を講師に委ねたままの状態では、次々と別のセミナーやワークショップを受講する羽目となり、

せっかくの自分の貴重な資産を、どんどん吸い取られていってしまいます。

 

なら、どうすればいいか。

 

セミナーやワークショップで学んだ内容の中で、

 

「特に心に響いた」

「これなら実践出来そうだ、と思った」

 

項目が1〜2個あると思いますので、まずは

 

「その項目から、すぐに(ココがポイント!)自分の生活に落とし込んで実践する」

「実践してつまづいたら、すぐに他のセミナーやワークショップに参加したり、前に参加した講師に聞くのではなく、

 

「まずは一旦、自分の力、そして身の回りの環境下で解決出来ないか?」

 

と考える。

 

とにかく、

 

「まずは実践」

「実践してつまづいたら、すぐにセミナーやワークショップに頼るのではなく、

自分の置かれた環境下で、それを解決出来ないか考える」

「また、つまづいた場合、何処を改善すればより良くやっていけるか?を、

自分自身の頭で考える」

「以上で解決出来なければ、受けたセミナーやワークショップの講師に、以上の内容を具体的に述べて、その上でどう解決したらいいか?をぶつける

(ただし、これは別のセミナーやワークショップを受けさせるのを推奨されるのがほとんどですので、実はあまりおすすめしません💦)」

か、

「自分の周りの信頼出来る人か、通っている主治医かカウンセラーに相談する

(こちらの方が、コスパ的にも現実的にもおすすめです😊)」

 

…を、繰り返していくこと。

 

自分の人生をより良く出来るのは、

結局自分自身しかいません。

セミナーやワークショップで学んだ内容は、あくまでもそのための

「手助け」

程度に捉える心構えが大切です。

 

 

…「エラソーに書いてるけど、そんなアナタは、それを実践出来てるの!⁉️」

 

…エエ…出来てません💦💦

 

私もまだまだですネ💦自省。