私たち発達障害者、
特に何をするにも「先延ばし」をしてしまう人にとって、
忘れてはならないことがあります。
それは
「時間は有限である」
ということ。
私たち発達障害者は、一般に時間感覚が健常者と比べて弱い、と言われています。
・何かやろうとしても、ついつい先延ばしせてしまう。
・約束の時間に、どうしても遅刻してしまう。
・反対に、何かに没入すると、
寝る時間も削ってまでやり続けてしまう。
・仕事や学校が休みの日は、ついダラダラと無為な時間を過ごして終わってしまう。
・目標を立てても、上で挙げた習慣が邪魔をして、一向に達成出来ない(悲)。
………
これらは全て、私たち発達障害者が、
「時間」について、
「何か無限にあるように感じられる」
感覚を、無意識のうちにでも持っていることに起因するのではないか…と、私は最近思います。
しかし、知っての通り、1日は24時間しかありません。
これは、人間全てに平等に与えられています。
また、その中でも、起きて活動出来る時間は約12時間ほど。
健常者や、とりわけ目標を達成出来たり、
日々充実した生活を送っている人は、
すべからく
「時間の使い方が上手い」
と、見ていて思います。
◎例えば、「◯時になったら必ず⬜︎⬜︎をする」と決めて、病気などよっぽどの事情がない限り、
必ずそれを実行する。
◎1日の時間で、大体「何時にはこれをやる」という「1日のスケジュール」が、ルーティンで決まっている。
…など。
前のブログにも書きましたが、今はまさに激動の時代。
それまでの「何もしなくても、平穏無事に過ごせる時代」は終わり、
1年後には、私たちの生活がどうなっているかさえ、予測が付きにくくなっています。
ですから、私たち発達障害者も、この激動の時代を乗り切るには、
「時間は有限である」
「有限な時間の中で、出来ることは限られている」
と強く意識して、
日々、ほんの少しずつでも良いので
自分をアップデートしていく必要がある、
と思います。